病気のリスクについて
タバコは全身の病気のリスクを高めます
タバコとさまざまな病気との因果関係について、「科学的証拠は、因果関係を推定するのに十分である(レベル1)」「科学的証拠は、因果関係を示唆しているが十分ではない(レベル2)」など、4段階で判定されています1)。この結果から、喫煙による健康被害は全身に及ぶことがわかります。
- 喫煙の健康影響に関する検討会編:喫煙と健康 喫煙の健康影響に関する検討会報告書 平成28年8月
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000172687.pdf 2022/7/6参照
喫煙による健康被害
- レベル1
- 科学的根拠は、因果関係を推定するのに十分である
- レベル2
- 科学的根拠は、因果関係を示唆しているが十分ではない
- う蝕
- 口腔インプラント失敗
- 歯の喪失
- 白血病(急性骨髄性白血病)
- がん患者全体の全死因死亡・がん死亡
- がん患者の再発・治療効果低下
- がん患者の治療関連毒性
- 結核(発症・再発)
- 関節リウマチ
- 認知症
- 日常生活動作
- がん患者の
二次がん罹患 - 末梢性の動脈硬化症
- 結核(死亡)
- 2型糖尿病の発症
喫煙の健康影響に関する検討会編:喫煙と健康 喫煙の健康影響に関する検討会報告書 平成28年8月 より作図